木彫看板師おススメ【文字塗料】

木製看板の文字塗料、いろいろあり過ぎて、どれを使えばよいのかと迷いませんか?

実はわたしも、どの塗料が良いのかと迷った経験があります

屋内の木製看板か屋外の木製看板かによって使う塗料は変わります。

趣味の範囲で木製看板を作り屋内へ付けるのでしたら、文字塗料は何でもよいと想います。

例えばこんな塗料でも。

水性のアクリル絵の具でも大丈夫だと想います

アクリル絵の具は乾けば耐水性です

左からリキテックスのアクリル絵の具、100均のアクリル絵の具、1番右はヌーロというアクリル塗料

ヌーロという塗料はツヤあり塗料です。

屋外木製看板の文字塗料を選ぶコツ

住宅事情や周りの環境なども考慮してください。

水性か油性かを決める

水性塗料はほとんど臭いません。油性塗料はかなり臭います。どちらも換気が必ず必要です。

水性塗料は水で薄めることができます。油性塗料は塗料薄め液(塗料用シンナー)で薄めます

水性塗料だと塗装した後、刷毛や筆の処理も楽です。水で洗い流すだけです

油性塗料の代表

大同塗料のロイヤルカラー

アクリルウレタン・シリコーン樹脂です。
塗料用シンナーで10パーセントから20パーセント薄め使います。

用途は高所看板、広告塔、ネオン塔、各種標識、
その他、特に長期にわたる耐久性の要求される箇所
とあるように、かなり強力な塗料です。

なので当然ですが、お値段もそこそこします。

正直言って一回だけの看板の文字塗料に使うのはチョットもったいない気もします。

水性の塗料は屋外でも十分持ちます

工房前に車が何台も置ける駐車場があるのですが、その駐車のライン(白線)は水性塗料で書いています、10年近くなるのですが、ぜんぜん剥がれていません。

文字を塗るときに使ったことのある塗料

おススメはターナーのカンバンアートという塗料です。

屋外木製看板の文字塗料としてだけでなく屋外の壁面などへ描くアートにも使っている方もいました。いろんな色があったのですが、2022/8/23現在調べたところ黄色、赤、緑、黒、白以外の色はメーカー廃盤になっているそうです。

ただし、彫った文字の木目が見えたり、筆ムラが気になる方は向かないと想います。わたしは気になります。筆ムラは筆で塗るときに出る筆の線ですね。

文字を直接板へ描く場合

看板文字を板に直接描くのでしたら、板へ砥の粉をすり込み、そこへ濃い墨をすって筆で書くといいって80歳の書道家さんに教えてもらいました。

わたしは、文字を描くのが得意ではないので直接書いたことはありませんが、文字彫刻し上の墨で色入れ、墨入れをしたことがあります。といっても一度だけですが。

木に墨で文字を書いた例

遺跡で見つかった土中の木片に書かれた木簡、あれは1000年ほど前に書かれたようです。

今ではなくなったのかもわかりませんが、昔の住宅、日本住宅の屋根裏の梁とか柱へ大工さんが手書きしたであろう文字が残っていた、という記憶があります。

屋外の風雨が直接当たる場所だと、濃い墨でよいのかどうだかわかりません。

まとめ

趣味の範囲で屋内へ取り付ける木製看板はどの文字塗料を使っても大丈夫だと想います。

屋外看板の文字塗料には油性と水性があります。

住宅環境も考慮しつつ、臭いや刷毛の始末のことも考え選べばよいと想います。

木彫看板工房七瀬の文字塗装法は漆に近い仕上がり

https://sukodon.com/mojitosou/

木製看板の作り方へ興味がある方は下の記事もお読みください。

動画と写真で解説した木製看板作り方の流れがわかります。

追伸。
看板を壁面へ取り付ける際に、
壁面と看板との間に2mm程度の隙間を開け取り付けると長持ちします。

逆に、
壁面と木製看板を隙間なく密着させると、空気の流れが止まります。
風通しが悪くなり、腐朽しやすくなる可能性があります。

だから、少しの隙間があれば風通しがよくなり
腐朽しにくくなり、長持ちします。

木製看板が必要な時、お気軽にご相談ください。