木製看板の耐久性:長持ちさせるための秘訣

木製看板は、温かみのある伝統工芸品としても古くから愛されています。しかし、木製であるため、経年劣化による傷みや腐食などが心配です。そこで今回は、木製看板の耐久性を高め、長持ちさせるための秘訣についてご紹介します。

木製看板の耐久性を高めるポイント

木製看板の耐久性は、主に以下の要素によって決まります。

  1. 木材の種類
  2. 塗装
  3. 設置場所
  4. メンテナンス

1.木材の種類

ケヤキ、ヒノキ、スギ、クスなどの木材は耐久性が高く長持ちします。

2.塗装

防虫・防腐塗料や浸透型塗料、ウレタン塗料などで塗装することで、虫やカビ、湿気から木彫看板を守り、劣化を遅らせることができます。
定期的な塗り直しが必要となります。

3.設置場所

直射日光や雨風が当たらない場所に設置することで、劣化を遅らせることができます。
軒下や日陰などの設置場所が理想です。

4.メンテナンス

定期的に汚れを拭き取り、塗装の状態を確認する必要があります。
必要に応じて、塗り直しや補修を行うことで、木彫看板を長持ちさせることができます。

耐久性についての実例

以下は耐久性について実例をもとに書いています。
ただし、すべての木製看板がこのような耐久性だと限らないことをご了承下さい。

このような実例もあります。

50年以上掲げられ続ける実例

下記は合気道本部道場の看板。 昭和43年(1968)今から50年以上前に墨で書き取り付けられました

50年以上使った合気道場の看板
修復中の木製看板
修復後の合気道場木製看板

50年以上経ち文字が消えかかり、板も割れてきた。なので新しく作ることも考えられたそうです。

でも「板と書には歴史と愛着がある」「なるべくそのまま活用」したい ということで、板を削り直し、文字を彫刻し、修復させていただきました。

35年以上前の木製看板

下の画像は秋田県の会社からの依頼で、修復させていただいた事例です。

35年以上前に彫師に手彫りを入れてもらったものとのことです。

35年使った木製看板の裏面あく抜き
看板のひび割れ修理

文字の彫刻が終わり、下地付け、中塗り塗装です。

木製看板の完成です

秋田県まで発送。 木彫看板の取り付け写真を送ってくださいました

まとめ

木製看板は、
適切な木材選び、塗装、設置場所、メンテナンスを行うことで、少しでも劣化を遅らせ長持ちさせることができます。
これらの秘訣を参考に、木製看板を末永くお楽しみください。

追伸

木製看板は板を削り直すことができます。
そして消えかかっていた文字も彫刻すれば復活します。